今回はディズニーランドに以前あったアトラクション、ミクロアドベンチャーについて解説していきます。
こういった疑問にお答えします!
この記事を最後まで読んでもらえれば次のようなことが分かります!
- ディズニーランドのミクロアドベンチャーはどんなアトラクションだった?
- ディズニーランドのミクロアドベンチャーが終了した理由
- ディズニーランドミクロアドベンチャー跡地はどうなっているの?
終了したアトラクションではありますが、ディズニー好きなら気になりますよね!しっかりと今回の記事で解説していきますので最後まで参考にしてみてください。
ディズニーランドのミクロアドベンチャーはどんなアトラクションだった?
ミクロキッズと言う作品を舞台としたアトラクションで、物体の質量を変化させることが出来る装置をめぐるアトラクションで物体を変化させる表現に3Dメガネと言う手法を取り入れた当時画期的なシステムとアトラクションを融合させたのがミクロアドベンチャーと言うアトラクションです。
ただし、このアトラクション、問題もありまして、3Dに見えないという声、気持ちが悪くなったという声もあり、評価については微妙であったとされます。現在でこそバーチャル3Dの機器が発達していますが当時は3Dメガネと言うもので平面を無理やり3Dに見せたことで気分が悪くなる方が続出したのです。
ある意味3D作品の実験段階だったのがこのミクロアドベンチャーだったということです。
ディズニーランドのミクロアドベンチャーが終了した理由
ミクロキッズを題材としたストーリー構成である点が災いした
ミクロアドベンチャーが終了した理由ですがミクロキッズを題材としたストーリー構成である点が災いしたと言われています。
これは単純に知名度が低い点、後のキャプテンEOと比較した場合、果たしてどちらを選ぶかと言う点が当時問題視されていたはずです。
一方は有名人のマイケルジャクソン、もう一方はよく知られていない俳優さんがミクロアドベンチャーを演じた上に有線パスにもならなかったため知名度が源であるとされます。
当時の立体視自体が技術的に問題が多い物であった
97年当時、立体視は3Dメガネをかけて立体的に飛び出ているような映像を見るというのが支流でした。
しかし、この立体映像、現在で言うバーチャル3Dと言うものではなく、平面の画像を如何に立体的に見せるかと言うのにこだわった技術であり、右目、左目のバランスが悪い方や子供と言った方には立体的に見えるどころか映像がぶれるという問題があったのです。
映像がぶれて見えてしまえば気持ち悪くなる人もおりそうしたことが要因したとされます。
子供にとって恐怖でしかない演出だったことが災いした
ミクロアドベンチャーは自らが小さくなるということを立体視を通して体験するという性質上動物がとても巨大にスクリーン上に表示されます。
しかもそれが飛び出てくる上で演出となる風などが座席から出るのですから、仕組みを理解していない子供にとっては恐怖でしかなかったということが言われていました。
実際お化け屋敷などもそうですが、子供がお化けを怖がるのは仕組みが理解できていないが故に怖がるのです。
逆に大人は3Dメガネや送風機と言った具合に仕組みを容易に把握することが出来る分子供に合わせた楽しめるという演出で亡かったのがミクロアドベンチャー終了の要因であるとされます。
ディズニーランドのミクロアドベンチャーが人気だった理由
当時可能有名な映画、タイタニックも実は3Dブームの影響下にあり、通常作品と3D作品の2種類が制作されていました。それを実験的に採用することで人気が出たのがミクロアドベンチャーであったとされていますが定かではないです。
しかしながらこの3Dブーム、長く続かなかったというのも事実でそれを踏まえるとミクロアドベンチャーは一時的な人気だったのではないかとさえ言われています。
ミクロキッズ2やミクロキッズ3自体が成功と言えない
映画のほうのミクロキッズ2も実はミクロキッズ1と比較するとCGの出来がイマイチで評判を落とした作品なのです。
ちなみにこのシーリーズは回数を重ねるに従いCGの出来と言うものに悩まされ続けた作品でして、アトラクションであるミクロアドベンチャーも同様ミクロキッズ2と同じように評価されてしまったのではないかという噂が一時期ありましたが定かではないです。
ディズニーランドミクロアドベンチャー跡地はどうなっているの?
まず、キャプテンEOが復活することで閉演となりその後はスティッチ・エンカウンターとして再利用していますので、跡地は全くの別の装置を導入してアトラクションを構築しているため、以前のような装置類は使用されていないです。
と言うのも3Dメガネと言うものを使用してのアトラクションと言うものがこのアトラクションを作り上げる際、子供の視力に悪い影響を与えるということが分かったらしく、アトラクションの3D技術を捨てて全く異なる子供にやさしいアトラクションとして生まれ変わらせたのがこのスティッチ・エンカウンターであると聞いたことがあるのですが、本当かどうかは分からないです。
ただ、2010年を境に急激に3Dと言うものがあまりよろしくないのではと言うことが言われていたのは事実ですので多分3Dの技術を捨てたというのは本当かもしれないです。